10月
02
2011
・・・苦手、を考える。
大学二回生のころ、写真を撮影に行くときにはとりあえず大阪南港に出かけていた。
今のような高層ビルは無く、コンテナヤードが広がっていて当時ニュートラムの終点の中ふ頭駅周辺を何やらごそごそと散策していた。
その頃フジフイルムのプロビア・ベルビアが発売されたころで
「岩宮武二」先生が「アブストラクト」というタイトルの作品を発表された時期でもあり
とくに影響を受けたわけでもなかったのですが
山積みになっているコンテナの錆び・汚れ・傷・水に浮かぶ油が主な被写体でした。
今となれば当時の自分は意味のわからないゴチャゴチャしたものを撮影して自分の気持ちを濁していたように思う。
・・・いい言葉を頂いた「マンネリズム」に陥らないために自分の「苦手・好みでないも」のに挑戦して自分の殻に亀裂をいれ慣例になっている意識を壊す。・・・後略・・・。
今からでも遅く無いと思えれば、まだやれることはたくさんあるものです。
・・・苦手なもの・今まで避けていたことを考えてみることにしよう。